マンガを最終巻までしっかり買い続けられた試しがほぼゼロなんだけど、宝石の国は揃え
られそうな感じがしている。4巻素敵だった。
新巻出るのが遅いマンガだったり、新巻出る頃に私が忙しくて買えずそのまま買うのをやめてしまったりすることが多い。話に飽きることもしばしば…
宝石の国は続きが気になるし画面やキャラや小物が素敵なので完走できそう。
だらだらと長く続くものは性に合わない。
だから、九井諒子先生の短編集(ひきだしにテラリウム・竜のかわいい七つの子・竜の学校は山の上)や市川春子先生の短編集(虫と歌・25時のバカンス)はすごく気に入った。
一つ一つ完結しているけど設定は少し繋がっているっていう「闇の国々」も好き。
バンドデシネで、売ってる書店が少ない(Amazonで解決)し、一巻の厚みが4cmくらいのボリュームたっぷりな本。
絵がすごい。本当にすごい。
左が1巻、右が2巻
ホイホイ買える値段ではないのでまだ1、2巻しか揃えていない。
が、一話完結型であるためボリュームはしっかりしてて、一冊読むのには根気がいる。
加えて高密度な絵によってさらにくる。本自体も重い。
正直ストーリー自体はめちゃくちゃ好きというわけではないんだけど、いかんせん描写がすごいので読んでると引き込まれる。
これはこう表現すればいいのか!っていう感じで質感表現の点においてもすごく参考になる。
バンドデシネは他に「L'INCAL」と「天空のビバンドム」と「3秒」を現在所持。
マンガじゃないけどメビウスの「B砂漠の40日間」もある。
どれも画面がかっこいい。少しわかりにくい話でも絵や表現に価値を感じる。
小学校の図書館には「タンタンの冒険」と「スマーフ」があった。
(パキッとした彩度高い塗りが好きなのってこの2冊の影響も大きいかもしれない)
マンガの表現として白黒である必要はないし画材はインクやトーンだけである必要もない。
表現に必要だったらパステルや水彩も使っていい。
キャラクターだってイケメンと美少女でなくていいし人間じゃなくてもいい。
といったことをバンドデシネを読んで感じた。様々な媒体から吸収し様々な形でアウトプットするということを積極的にやっていきたい。
その点においてバンドデシネはすごく良い刺激になる。
私は物語を作るのがすごく苦手なので、どんな媒体においても、物語を作りそれを他人がわかるように描くことができる人たちを心から尊敬しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿